みなさん、こんにちは!
まごころ鍼灸整骨院 西橋本院です(^O^)/
みなさんは夏になって足がつりやすくなったということはありませんか?
実はそれにも原因があります💦
別名では「こむら返り」と呼ばれるこの症状を一緒に確認していきましょう!
①こむら返りとは?
こむら返りの「こむら」はふくらはぎのことを指します。
そのため、こむら返りとはふくらはぎの筋肉が異常に収縮して
痙攣が起きている状態のことです。(つっている状態)
同様な筋肉の異常収縮による痙攣は、足の指や胸など様々な部位で起こります。
特に運動中や睡眠中に起こることが多く、妊娠中や加齢によっても起こることがあります💦
筋肉の異常収縮による痙攣が起こると強い痛みが出ますが、大半の場合は数分で治まります。
筋肉は過剰に伸びたり収縮すると筋肉が痛んでしまうので、
それを防ぐために「筋紡錘」と「腱紡錘」というものがあります。
過剰に伸びるのを制御するのが「筋紡錘」、
過剰な収縮を制御するのが「腱紡錘」になります。
この二つのセンサーが過剰な筋肉の収縮や伸びを制御してくれているのです。
このうち腱紡錘の働きが悪くなると、筋肉が異常に収縮してしまい痙攣を起こします。
そうすることで、こむら返りが起こってしまいます…。
②腱紡錘の機能の低下
腱紡錘の機能の低下には様々な原因が考えられています。
その中でも特に大切なのはマグネシウム不足です。
マグネシウムとは人間に必要なミネラルのことです!
その他にはカリウム・カルシウムがあり、マグネシウムとカリウム、
カルシウムがバランスを取り筋肉の動きをスムーズにしてくれています。
カルシウムとカリウムは筋肉や神経伝達を司り、
この2つのミネラルを調整しているのがマグネシウムになります。
どのミネラルも人間の身体にはとても大切なものですが、
特にマグネシウムは重要になります(; ・`д・´)!!
③発汗・脱水・冷えにも注意
運動中や睡眠中の脱水、身体の冷えによる血行不良も腱紡錘の機能を弱くしてしまい、
こむら返りに繋がるため注意が必要です!
特に夏の炎天下での運動や寝苦しい夜の睡眠中の発汗には注意が必要です。
スポーツドリンクなどで十分な水分補給を行わなくてはいけません。
また、ミネラル不足を補うためには海藻類がベストです!
ナッツ類にはマグネシウム、大豆や乳製品、骨ごと食べれる魚にはカルシウム、
イモ類やバナナにはカリウムが豊富に含まれています👍
これらの食材を積極的に摂取しましょう!!
④筋肉を良い状態にする
筋肉の異常収縮による痙攣で起こるこむら返りは、元々ある筋肉の状態も大切です。
筋肉が硬く柔軟性がないと、血行不良が起こりこむら返りに繋がってしまうので、
腰から下をほぐしたり、鍼やお灸で筋肉を緩めることが大切です!
加齢になると筋力も落ちてしまい、
筋肉の良い状態が保てないのでこむら返りのリスクも高まります…。
また、気を付けなければならないのが、
頻繁に起こるこむら返りには内臓疾患が隠れているかもしれない!ということです。
もし頻繁に起こるようでしたら、病院を受診することが大切です💦
まだまだこれからも暑さが続き、残暑へと向かっていきます。
汗をかくことでミネラル不足を起こさないように気を付けましょう(‘◇’)ゞ
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